ころた通信 Vol.7

「わかった、病院に行かずに何か出来る事を探していこう!その代わり、もう体調悪いのも隠さないで欲しいし、解離性障害も全て受け止めるから!」と伝えたのでした。

 

ただ、そうは言ったものの不安は募るばかり、僕は家族の誰にもそれをつけずやっていく事を決めたのです。

そこからは、ネットや本で情報を片っ端から集め試せる物は全て試していく日々が始まりました。

 

解離性障害に関しても専門書を彼女に内緒で買い、仕事で外に出てる際の空き時間でとにかく読み思い当たる症状の所に付箋を貼り、対応してみる事から始めました。

 

解離性障害とは簡単に言えば多重人格みたいな感じで、彼女の場合は小さい頃の自分や、何か大きな出来事があった際の人格、そして男性の人格などでした。

そして受け入れると言った事でその人格の彼女たちが様々な協力をしてくれる事になるのでした。